LINEカレンダーを使っていると、「予定ごとに色を変えられたら便利なのに」と感じることがありますよね。自分の予定と相手の予定を見分けたいときや、仕事とプライベートをパッと区別したいときは、特にそうだと思います。
でも、現時点のLINEカレンダーは、一般的なカレンダーアプリみたいに細かく色分けできる仕様ではありません。
とはいえ、そこで終わりではありません。実際には、予定名の付け方やカレンダーの分け方を少し工夫するだけでも、見やすさはかなり変わります。
この記事では、LINEカレンダーでできること・できないことを整理しながら、今すぐ使える代替ワザを紹介していきます。
LINEカレンダーの基本をざっくり確認
トークの流れで予定を入れやすいのが特徴
LINEカレンダーのよさは、LINEの中でそのまま予定を入れられることです。会話の途中で日付が出てきたら、その流れのまま予定作成につなげやすく、別のアプリを開き直さなくていいのはかなり楽です。
「あとでカレンダー開こう」と思って忘れがちな人ほど、この手軽さは助かるはずです。
個人用と共有用の2タイプがある
LINEカレンダーには、自分だけが見る個人用カレンダーと、トークルームごとに使う共有カレンダーがあります。
個人用は複数作れるので、仕事用と私用を分けたいときに便利です。一方で、共有カレンダーは相手やグループと予定を合わせる用途に向いています。
この違いは、あとで出てくる「色分けっぽく見せる工夫」にもけっこう関わってきます。
LINEカレンダーで色分けはできる?

予定ごとの色変更はできない
まず結論ですが、LINEカレンダーでは予定ごとに色を変えることはできません。
Googleカレンダーのように、同じカレンダーの中で予定ごとに色を付け分ける使い方は、今のところ非対応です。
なので、「設定のどこかにあるはず」と探しても出てこないのは普通です。単に見つけられていないのではなく、そもそもその機能自体がありません。
カレンダーの色と予定の色は別
ここは少しややこしいポイントです。個人用カレンダーを複数作ると、それぞれに識別しやすい色を持たせられることがあります。
ただ、これはカレンダー自体の色であって、予定ひとつひとつの色ではありません。
たとえば、仕事用カレンダーを青、プライベート用カレンダーを赤にすることはできます。でも、その仕事用カレンダーの中で「会議は青、外出は緑」といった分け方はできません。
このあたりがいちばん勘違いしやすいところです。
共有カレンダーはさらに工夫が必要
共有カレンダーは、個人用カレンダーみたいに細かく整理するのが難しく、色で見分ける発想とはあまり相性がよくありません。
そのぶん、共有カレンダーで見やすさを上げたいなら、色設定に期待するよりも、タイトルの付け方や絵文字のルールを決めるほうが現実的です。
色分けできないときに使える工夫
予定タイトルの先頭にルールを作る
いちばん手軽で、しかも効果が大きいのがこれです。予定名の先頭に、誰の予定なのか、どんな種類の予定なのかを入れておくだけでも、かなり見やすくなります。
たとえば、
「私:通院」
「相手:会食」
「仕事:打ち合わせ」
のような形です。
派手さはありませんが、一覧で見たときのわかりやすさはかなり変わります。共有カレンダーでは特にこの方法が効きます。
絵文字を目印にする
もう少しパッと見で区別したいなら、絵文字を付ける方法もおすすめです。
たとえば、
🔵 自分の予定
🔴 相手の予定
💼 仕事
🎉 遊び
🏥 通院
のように決めておくと、文字だけよりも直感的に見分けやすくなります。
実際には色分けではないのですが、使ってみるとかなりそれに近い感覚で整理できます。スマホで入力しやすいのも続けやすいポイントです。
個人用カレンダーを分けて使う
個人用カレンダーを複数作れるなら、用途ごとに分けるのもかなり現実的です。
仕事用、プライベート用、家族用、みたいにざっくり分けておくだけでも、全体の見通しがよくなります。
もちろん、これは予定単位の色分けではありません。でも「何がどのカテゴリか」をざっくり把握したいなら十分役立ちます。
ただし、この方法が活きるのはあくまで個人用カレンダー中心です。共有カレンダーでは、タイトルや絵文字の工夫と組み合わせて使うほうがよさそうです。
リマインダー通知で気をつけたいこと
通知は便利。でも共有では見え方に注意
LINEカレンダーにはリマインダー機能があり、予定前に通知を出せます。これは便利なのですが、共有カレンダーだとその通知がトークルーム側に流れるので、相手にも見える点には注意が必要です。
自分だけの用事を気軽に共有側へ入れてしまうと、相手にも通知が届いてしまうことがあります。見せる必要のない予定は個人用に入れる、と決めておくと安心です。
通知が来ないときは設定を見直す
通知が来ないときは、まずLINEアプリ自体の通知設定、トークルームの通知設定、予定側のリマインダー設定を順番に確認してみるのがわかりやすいです。
特に、グループや個別トークをミュートしていると意外と気づきにくいので、大事な予定があるときは一度見直しておくと安心です。
アイコン表示で勘違いしやすい点
表示されるのは予定の人ではなく作成者
予定一覧に出るアイコンは、「その予定の本人」を表しているとは限りません。基本的にはその予定を登録した人のアイコンが表示されます。
なので、相手が自分の予定を代わりに入れた場合でも、見た目上は相手のアイコンになることがあります。最初は少し紛らわしいですが、「これは登録者を見るものなんだ」と思っておくと混乱しにくいです。
アイコン自体は変えられない
この表示は、ユーザー側で自由に変更できるものではありません。
見分けやすくしたいなら、誰の予定かをタイトルに入れておく、なるべく本人が自分の予定を入力する、といった運用で補うのが現実的です。
今後の新アプリには期待できる?
LINEヤフーは、2026年7月に「Yahoo!カレンダーアプリ」をリニューアルし、「LINEカレンダーアプリ」として提供予定と案内しています。現時点では、どこまで機能が広がるかはまだはっきりしていません。
ただ、LINE内のカレンダー機能よりは、カスタマイズ性が高くなる可能性があります。予定ごとの色分けまで対応するかどうかはまだ断定できませんが、今より柔軟に使えるようになることを期待している人は多そうです。
今すぐ細かい管理をしたい人は今ある機能で工夫しつつ、今後のアップデートを待つことになりそうです。
色分け重視なら他アプリとの併用もあり
どうしても予定ごとの色分けがほしいなら、Googleカレンダーのような色設定に強いアプリを併用する方法もあります。
LINEで日程調整をして、決まった予定だけ別アプリに入れる形なら、共有のしやすさと見やすさをある程度両立できます。
仕事用途なら、LINE WORKSのカレンダー機能も候補になります。個人利用向けとは少し方向性が違いますが、職場で使っているなら検討する価値はあります。
まとめ
LINEカレンダーは便利ですが、予定ごとの色分けには対応していません。
できるのはカレンダー単位での整理までで、個別の予定の色変更は今のところ不可です。
とはいえ、使いにくいまま我慢するしかない、というほどでもありません。
タイトルの付け方をそろえる、絵文字で目印を付ける、個人用カレンダーを分ける。この3つを意識するだけでも、見やすさはかなり変わります。
「色分けできないから不便」と感じていた人ほど、まずは運用ルールを少し整えてみるのがおすすめです。今後の新アプリにも期待しつつ、今は今で、無理なく続けやすいやり方を選ぶのがよさそうです。
